「ジョジョって何部から読んでも平気ですか?」
「ジョジョのストーリーは読む順番が変わっても支障ないですか?」
ジョジョはシリーズ発行部数、累計1億2,000万部以上を誇る長編作品。物語は現在「第9部」まで続いています。
そのため、1から読み始めようとすると、その巻数の多さに圧倒されるかもしれません。
そこで本記事では、公式サイトの情報や作品の構造に基づき、『最も挫折しにくく、かつ作品の魅力を深く味わえる』ジョジョの奇妙な冒険の読む順番を解説します。
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【結論】ジョジョを読む順番は「第1部」からが王道。その理由とは?
結論から述べると、第1部から順番に読み進めることが最もおすすめです。
「ジョジョの奇妙な冒険」は、イギリスの貴族ジョナサン・ジョースターと、野心を抱く吸血鬼ディオ・ブランドーから始まる「数世代にわたる血の因縁」を描いた物語です。
集英社の公式ポータルサイト等でも、作品の根底にあるテーマは「人間讃歌」であると一貫して語られています。
そんなジョジョ、第1部から読むべき主な理由は以下の通りです。
因縁の原点がわかる
後の全ての物語の元凶であるディオとの関係を知ることで、第3部以降のドラマが劇的に変わります。
特殊能力の進化
初期は「波紋(はもん)」ですが、第3部から「スタンド(幽波紋)」へと進化します。この歴史を追うのがシリーズの醍醐味です。
キャラクターが再登場する
例えば、第2部の主人公ジョセフ・ジョースターは、時を経て第2部や第3部に登場します。過去の作品を読んでいるからこそ、ニヤリとできる演出が随所に散りばめられています。
長すぎて挫折しそうなら「途中から読む」おすすめの入り口3選
「100巻以上も読める気がしない…」という方は、途中から読んでも問題ありません。
なぜならジョジョは各部ごとに主人公が代わり、舞台やストーリーが分かれているため、興味のあるところから読み始めても、独立した作品として楽しむことができるからです。
特に初心者の方におすすめは以下の3パターンです。
1.「能力バトル」の金字塔:第3部から
ジョジョの代名詞である「スタンド」が登場するのはこの第3部からです。
RPGのような「仲間との旅」という構成は非常に分かりやすく、最もポピュラーな入り口といえます。
2. キャラクター人気が高い:第5部から
イタリアを舞台に、ギャングスターを目指す青年たちの戦いを描いています。
前後の部との物語的な繋がりが比較的薄いため、単体での満足度が非常に高い部です。
3. 世界がリブートされる:第7部から
後述するように、第7部からはそれまでの物語から世界線が変わります。
予備知識ゼロで読み始められ、「最新の作風から触れたい」という方には最適なルートです。
ジョジョをもっと深く知りたい人は「連載デビュー作品」も
作者である荒木飛呂彦先生は、『ジョジョの奇妙な冒険』の連載以前にも複数の作品を発表しています。
ジョジョから読み始めた人にとっては、絵柄や作風にやや違いを感じるかもしれませんが、そこに抵抗がなければ連載デビュー作の『魔少年ビーティー』と、2作目の『バオー来訪者』を読んでみてください。
この2作品は、作風こそ現在のジョジョとは異なるものの、荒木先生らしい発想やモチーフの原点が随所に見られます。
▷ 魔少年ビーティー
科学や心理学を応用したトリックを駆使する主人公が引き起こす怪事件が中心。
人の心理を突く展開や、理詰めで物事を動かしていく構成は、後年のジョジョにも通じる部分があると感じられます。
▷ バオー来訪者
主人公の体内に寄生した「生物兵器バオー」によって得られる能力を軸にした、生物的・肉体的なバトル作品です。
生命そのものの強さや異形の能力表現といったテーマは、後のジョジョ作品にも引き継がれている要素の一つと考えられます。
どちらも完成度が高く、ジョジョとは別軸で楽しめる作品として印象に残る内容です。
後年の作品を思い浮かべながら読むことで、「この発想はここから来ているのかもしれない」と感じられる場面もあり、その意味でも読んでおいて損はない作品群だと思われます。
ポイント
『魔少年ビーティー』は全1巻、『バオー来訪者』も全2巻と巻数が少なく、短時間で読み切れる点も魅力です。
【ジョジョ全9部一覧表】各部のあらすじ・見どころまとめ
ジョジョの奇妙な冒険は、第1部から第9部まで、部ごとに主人公・舞台・時代が大きく異なる長編シリーズです。
一方で、「血統」「宿命」「人間讃歌」といった根幹のテーマは共通しており、各部が独立しつつも緩やかにつながっています。
そこでジョジョの全貌を把握するために、主要な情報を整理しました。
シリーズを初めて読む人はもちろん、「どの部がどんな話だったか」を振り返りたい人にも使える一覧としてまとめています。
| シーズン | タイトル | 巻数(単行本) | 舞台 | あらすじ | 見どころ |
| 第1部 | ファントムブラッド | 全5巻(1 - 5巻) | 19世紀イギリス | 英国貴族の跡取りジョナサンと、養子として潜り込んだ野心家ディオ。 石仮面によって吸血鬼化したディオの野望を阻むため、ジョナサンは「波紋」の師を仰ぎ、宿命の対決に挑む。 | シリーズの原点である「人間讃歌」。 正反対の青年二人の愛憎劇と、自己犠牲を厭わないジョナサンの高潔な精神。 |
| 第2部 | 戦闘潮流 | 全8巻(5 - 12巻) | 1930年代アメリカ他 | ジョナサンの孫ジョセフが、石仮面を作った超人類「柱の男」たちの目覚めに遭遇。 人類を食糧とする彼らの進化を止めるため、イタリアの戦友シーザーと共に過酷な修行と死闘を繰り広げる。 | お調子者だが天才的な知略を持つジョセフの心理戦。 シーザーとの友情、そして究極生物と化した敵への奇策による大逆転。 |
| 第3部 | スターダストクルセイダース | 全17巻(12 - 28巻) | 日本〜エジプト | 100年の時を経てDIOが復活。 その影響で空条承太郎に「スタンド」が発現する。 DIOの呪縛で倒れた母を救うため、ジョセフら仲間と共にエジプトへ向かう50日間の旅が始まる。 | 「スタンド」能力の初登場。 タロットカードやエジプト神をモチーフにした多彩な能力者とのバトルと、ロードムービー的な旅情。 |
| 第4部 | ダイヤモンドは砕けない | 全18巻(29 - 46巻) | 日本(杜王町) | ジョセフの隠し子・東方仗助が住む杜王町。 平和な町に潜むスタンド使いや、静かに暮らすことを望む連続殺人鬼・吉良吉影との戦い。 町を守ろうとする若者たちの絆を描く。 | 日常の中に潜む恐怖を描くサスペンス要素。 仗助の「直す」能力のユニークな活用法と、吉良吉影という特異な悪役の魅力。 |
| 第5部 | 黄金の風 | 全17巻(47 - 63巻) | イタリア | DIOの息子ジョルノが、マフィア「パッショーネ」を内部から変えるため入団。 ブチャラティ率いるチームと共に、ボスの正体を暴き、組織を乗っ取るための命懸けの逃亡劇に身を投じる。 | 覚悟に満ちた男たちの熱いドラマ。 高度に洗練されたスタンドバトルと、運命を切り拓く「黄金の精神」の継承。 |
| 第6部 | ストーンオーシャン | 全17巻(64 - 80巻) | アメリカ(刑務所) | 承太郎の娘・徐倫が冤罪で収監。 父の記憶と能力を奪ったプッチ神父の野望を止めるため、脱獄を試みる。 物語はジョースター家とDIOの因縁を巡り、全宇宙を巻き込む結末へ。 | シリーズ初の女性主人公。 刑務所という極限状態での戦いと、重力を操る敵との概念を超えた最終決戦。 |
| 第7部 | スティール・ボール・ラン | 全24巻 | 19世紀アメリカ | 北米大陸横断レースに参加するジョニィと、謎の鉄球を操るジャイロ。 レースの裏で動く「聖なる遺体」を巡る国家規模の陰謀に巻き込まれ、二人は「回転」の真理へと近づいていく。 | 乗馬とスタンド、そして「回転」が融合した新機軸のバトル。 ジョニィの「再生」を描く重厚な人間ドラマ。 |
| 第8部 | ジョジョリオン | 全27巻 | 日本(杜王町) | 震災後の杜王町で記憶を失い発見された青年・定助。 自分の正体を探る中で、謎の果実「ロカカカ」とそれを巡る「岩人間」の存在に辿り着き、東方家の呪いを解く戦いに挑む。 | 記憶喪失の謎を追うミステリー仕立ての構成。 等価交換という冷酷な摂理を背景とした、家族の愛と執着の物語。 |
| 第9部 | The JOJOLands | 既刊7巻 | ハワイ | 少年ジョディオは「大富豪になる」という野望を抱き、犯罪グループの一員としてダイヤモンド強奪任務に就く。 そこで遭遇した「溶岩」の力が、彼の運命を大きく変え始める。 | 現代的なクライムアクション。 富を得るための「仕組み(メカニズム)」を巡る知略戦と、新たな世代のジョジョの野心。 |
(※第6部以降、単行本の巻数カウントが部ごとに1巻からリセットされています)
実はジョジョは本編以外にも、スピンオフや小説といった作品が多数あります。
これらの作品名やあらすじを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧になってみてください。
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【ジョジョのあらすじ】全9部を時系列で一気読み!スピンオフ・小説・実写まで総まとめ
「ジョジョのあらすじを事細かにわかりやすく教えてください。」 「『ジョジョの奇妙な冒険』って、簡単に言えばどんなストーリーですか?」 「ジョジョの奇妙な冒険」は、各シーズンごとに主人公・舞台・テーマの ...
続きを見る
第6部と第7部の関係は?「パラレルワールド」の捉え方
読者の間でよく話題に上がるのが、第6部から第7部への繋がりです。
正確には、第6部までの世界と第7部以降の世界は、舞台となる世界が切り替わった別の物語です。
第6部までの物語は一旦完結しており、第7部からは著者・荒木飛呂彦先生が、ジョジョのテーマを「新しい舞台で描き直した」という形になります。
「ジョジョ」の第6部を読んでいた人ならわかると思うけど、世界が一周しちゃって次の新しい世界に入って、そこが舞台になってるんです。
週刊少年ジャンプ 増刊 青マルジャンプのロングインタビューより
したがって、「第6部のラストを理解していないと第7部がわからない」ということはなく、この2つの括りを分けて考えれば問題ありません。
7部の世界線(パラレルワールド)については、以下の記事で詳しく述べています。
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ジョジョ7部は別の世界線?6部との関係と「一巡後」説をわかりやすく解説
スティールボールラン(7部)とジョジョリオン(8部)って、 ストーンオーシャン(6部)でプッチ神父が作ったパラレルワールドでのお話なんですかね? 第6部のラストと、第7部の舞台やキャラクター設定の違い ...
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漫画とアニメどっちがおすすめ?失敗しない選び方
現在は第6部までアニメ化されており、「アニメから入る」のも非常に有効な手段です。
※第7部の「スティール・ボール・ラン(SBR)」は、2026年3月19日より配信予定。
それぞれのメリットは以下の通りです。
1. 漫画のメリット
漫画は荒木先生の唯一無二の画力を堪能できます。
特に、カラー版は「色彩の魔術師」と呼ばれる先生の世界観をより強く体感できます。
2. アニメのメリット
独特の配色や「ゴゴゴ」といった擬音がスタイリッシュに演出されており、漫画特有の「絵の圧」が苦手な方でも楽しみやすいです。
特に第1部・第2部はテンポ良くまとめられており、スピーディーに物語を把握できます。
おすすめのステップとしては、まず数話試し見してみること。
漫画であればスマホアプリの少年ジャンプ+がありますし、アニメなら動画配信サービスで試聴できます。
DMM TVであればシリーズ公開分すべてのほか、スピンオフ作品までも見れます。
