スティールボールラン(7部)とジョジョリオン(8部)って、
ストーンオーシャン(6部)でプッチ神父が作ったパラレルワールドでのお話なんですかね?
第6部のラストと、第7部の舞台やキャラクター設定の違いから、
「7部は別の世界なの?」
「6部までと物語は繋がっている?」
と疑問を持つ人は少なくありません。
そこで本記事では、ジョジョ7部の世界線の位置付けを、作中の流れと荒木飛呂彦先生の公式発言をもとに解説します。
※本記事で紹介するジョジョの主要作品は、動画配信サービスで視聴できる場合があります(視聴先は記事後半でまとめます)。
ジョジョ7部は「別の世界線」の物語?
結論から言うと、第7部『スティール・ボール・ラン(SBR)』は、第1部〜6部とは舞台となる世界が切り替わった別の物語です。
第6部の作中で、プッチ紳士は自身のスタンド能力で時を加速させ、世界を一巡させました。
そのスタンドにより、世界の最後まで行き着くと新しい歴史が作られるのですが、プッチ紳士はその途中でエンポリオに殺されてしまったことで、新たな世界は中途半端な形となり、その結果、別の世界になってしまったのです。
6部の作品を含め、作者の荒木飛呂彦先生は、以下のように言及しています。

「世界が一周しちゃって次の新しい世界に入って、そこが舞台になってるんです。でも『ジョジョ』のパラレルワールドを描くのがテーマじゃないんですよ。物語の大前提っていうだけで、それはストーリーとは関係がないんです。」
週刊少年ジャンプ 増刊 青マルジャンプのロングインタビューより
つまり、
第6部ラストの結果として世界は切り替わってるけど、7部以降はその新世界で始まる別のジョジョであって、パラレル設定の解説や旧作との繋がりを描いていない。
と読み取れます。
また、単行本「SBR」の巻頭にて以下のようにも述べています。

このSBRは、実質的に『ジョジョの奇妙な冒険』のPART 7として描かれているものですが、初めてここから読み始める読者の為に、あえてそのことを強調したくないと考えました。
しかし、一方で、漫画家の創作に対する姿勢の問題として、過去の作品を完全に葬り去ってまったく新しい作品を描こうというのは、良くない態度だとも思ったのです。作品のテーマというのは、過去から連続していなくてはならないのです。
SBR 1巻より
季節がうつり変わるように、あるいは人が人生を歩むように、作品のテーマというものも過去からの延長線上になければと思うのです。断ち切ることは、してはいけないと考えます。
SBRには「ジョジョの奇妙な冒険」に登場したキャラクターに似た名前の人物が出て来ますが、彼らの先祖と考えるかあるいは、パラレル・ワールドと考えてください。
SBR 2巻より
この巻頭コメントから読み取れるのは、
SBR以降の設定は新しく切り替える。でも、ジョジョとしてのテーマやストーリー性は6部までの連続。旧作との関係は匂わせるが、その解釈は読者に委ねる。
つまり、前のインタビューと合わせると、
「世界とキャラクターは新しいけど、ジョジョのテーマは変わらない」
という解釈が、一番しっくりくると思います。
ジョジョ第6部と7部の関係はどう違う?
ジョジョ第6部と7部、公式・作品から言える範囲をまとめると、
- 世界が異なる(舞台設定が切り替わっている)
- 登場人物の役割や家系が再配置されている
- 7部は「新シリーズ」という立ち位置
つまり第7部は、
第1〜6部からのストーリー上の繋がりを前提に読む作品ではない
と言えます。
ただし冒頭で触れた通り、荒木先生は「過去を断ち切って全く別作品にするつもりはない」とも語っているので、ジョジョのテーマ(人間讃歌)は続いています。
だからこそジョジョは、約40年も歴史を刻むことができる長期連載作品なのかもしれません。
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7部が「一巡後の世界」と言われる理由は?
ここから先は公式で断言しているわけではなく、作中の流れから解釈できる領域です。
なぜ「一巡後」と言われているかというと、
- 第6部終盤で「世界が一巡する」という大きな出来事が起きる
- その直後に始まった第7部が、 似た名前の人物や因縁を匂わせ違う舞台でスタートする
この並びを見て、
「一巡して、別の世界線に切り替わった結果が7部なのでは?」
と受け取る人が多いのです。
よくある質問
- ジョジョ7部は6部の続きですか?
- いいえ、物語としての直接的な続きではありません。第6部までの世界とは舞台設定が切り替わった、新しい世界での物語です。
- 6部を知らなくても楽しめますか?
- はい、楽しめます。第7部は「新シリーズ」という立ち位置で描かれているため、前作までの知識がなくてもストーリーを追えるように作られています。
- 登場人物は6部までと同じですか?
- いいえ、全く別のキャラクターです。ただし、ジョナサンやツェペリなど、第1〜6部に登場した人物と「似た名前」や「似た役割」を持つキャラクターが登場します。
まとめ
ジョジョ第7部『スティール・ボール・ラン』は、第1〜6部とは舞台となる世界が切り替わった新しい物語です。
第6部ラストで「世界の一巡」が描かれたことから、「7部は一巡後の世界なのでは?」と考えられがちですが、公式にそう断言されたことはありません。
旧作との関係性をどう受け取るかは、読者それぞれの解釈に委ねられている部分も含めて、それ自体が『スティール・ボール・ラン』という作品の楽しみ方なのかもしれません。
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